こんにちは!
THE PERSONAL GYM(ザ パーソナルジム)錦糸町店トレーナーの荒張です!
本日はダイエット成功の鍵にもなり得る自律神経について解説していきます。
自律神経という言葉は聞いたことがある方も多いかもしれませんが、はっきりとどのような意味か分かるという方は多くはない印象です。
本記事では、自律神経の概要からダイエットとの関係性についてまで解説していこうと思います。
ダイエットを確実に成功させたい方は必見の記事になります!
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・自律神経とは何かが分かる
・自律神経とダイエットの関係性が分かる
・自律神経の調整方法が分かる
それでは解説していきます!
自律神経とは内臓や血管などの無意識に働いている器官を制御している神経です。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つに分類されます。
自律神経に制御される器官は基本的に交感神経系と副交感神経系の双方の支配を受けています。
その時の身体や心理的な状況により交感神経と副交感神経のどちらかが優位に働き、それぞれの器官に影響を及ぼします。
まずは自律神経の基礎となる交感神経と副交感神経について解説します!
交感神経は身体的(運動)、精神的(恐怖・不安・怒りなど)なストレスがあると神経活動が活発になります。
交感神経活動が活発になると闘争ー逃走反応と呼ばれる一連の反応を引き起こします。
以下にその反応の具体例を紹介します。
交感神経活動が活発になることで上記のような反応を引き起こします。
人間の闘争心むき出しな状況(重要な試合前など)を想像していただくと、交感神経の活動がイメージしやすいかと思います。試合でベストパフォーマンスを出すために必要な器官(筋肉や心臓)の働きを向上させたり、エネルギーをスムーズに作り出すための反応です。
重要な試合の時、眠そうに目が閉じかけている人なんていませんよね?
試合の戦況や一つ一つのプレーを目を凝らして観察するのが普通だと思います。
このように交感神経の働きはたくさんありますが、人間の闘争心がむき出しな状況を想像することで覚えやすいかと思います!
闘争ー逃走反応を引き起こす交感神経とは対照的に副交感神経活動は休息ー消化反応を引き起こします。
副交感神経活動が活発になると、身体はエネルギー消費を抑制し、エネルギーの貯蔵を優位に行います。
また、副交感神経は休息期間中(活発な活動をせず休んでいる時)に消化器系器官の働きを促進させ、食物の消化吸収効率を高めてくれます。
以下に副交感神経が活発になることで起こる反応の具体例を紹介します。
上記のように基本的には交感神経活動の反対の働きをするという認識で問題ありません。
消化器系器官の働きは副交感神経活動により向上します!
交感神経とは対照的に人間が体を休めている時に副交感神経は優位になります。
自律神経はダイエットに深く関係します!
上記で交感神経と副交感神経の働きを紹介しましたが、ダイエットに関わる働きとして、交感神経はエネルギー産生を促すことを紹介しました。
このエネルギー産生は糖を材料としたエネルギー産生だけではなく、脂肪細胞を利用したエネルギー産生も促してくれます!
そのため、働くべきタイミングで交感神経活動が活発になることは脂肪分解にも関与するのです!
また、健康的に痩せるという面では、ダイエット中は必要な栄養素を適切なタイミングで摂取することが大切です。
(ダイエットの基本的な考え方はこちらを参考にしてください)
しかし、必要な栄養素を適切なタイミングで摂取してもそれが吸収されなければ、適切な効果は現れません。
その面で考えると、食事後にある程度休息時間を設けて、副交感神経活動を活発にすることは、消化・吸収の面で非常に重要なことだと言えます。
最初の項で述べたように自律神経は交感神経と副交感神経に分類され双方の神経がバランスよく働くことで人間の生活を維持していると言えます。
そのバランスが崩れると自律神経失調症に陥り様々な症状が現れます。
代表的な症状を紹介します。
不眠の症状がある方は多いのではないでしょうか?
不眠にも様々な要因があると思います。
その一つとして、交感神経が活発に働きすぎることが挙げられます。
寝る直前に過度な運動などを行うとリラックス状態になるまで時間がかかり、眠れなくなってしまうのです。
不眠症状と同様にめまいの症状を訴える方も多いです。
めまいも耳の中にある器官の異常や起立性低血圧によるものなど原因は様々です。
血圧関連に関しては自律神経が強く関与しています。
各器官への血管の太さは交感神経と副交感神経により調整されます。
そこに異常が生じることで身体の各器官への血液調整がスムーズにいかなくなり、血圧が低下しめまいに繋がります。
自律神経が乱れることで精神的な症状も現れます。
情緒不安定とは精神状態が安定せず、感情の起伏が激しくなっている状態を表します。
急に泣き出してしまったり些細なことで急に怒りだしてしまったりするような状態です。
こうなってしまうと自分で感情のコントロールができず仕事等にも支障をきたしてしまうことがあります。
ここまでは自律神経が身体にどのような影響を及ぼすのか紹介してきました。
それでは自律神経を調整するにはどのようなことが効果的なのでしょうか?
ここでは自律神経の調整方法を紹介していきます。
自律神経は人間の精神状態によって働きが左右されます。
そのため常に過剰なストレスを受けていると副交感神経の働きは弱くなり交感神経とのバランスが崩れます。
日常生活を送っていく中でストレスを溜めないことが一番です。
しかし仕事関係や交友関係等、生活していればストレスは溜まるものです。
自分の中で心から楽しめる趣味を見つけてそこに費やす時間を作ることは自律神経を整える上で重要です。
趣味がないという方は友人などの趣味を聞いて興味があるものから始めてみるのがいいでしょう!
基本的に交感神経は日中活動時間帯が活発になりやすく副交感神経は夜にかけて活発になりやすいです。
人間の身体は体温調整やホルモン調整、自律神経の調整を約24時間周期で管理されていると言われています。(概日リズム)
そのリズムを崩さないためには光を浴びることが大切と言われています。
夜が明けて朝がきたことを日の光をきっかけに身体に覚えさせることで自律神経は整いやすくなります。
(朝の活動を習慣化させるコツはこちらから)
寝る前のテレビやスマートフォンの使用は寝付きを悪くする原因となります。
不眠になると朝も決まった時間に起きることができず、一日の生活リズムが崩れます。
自律神経は時間帯によって交感神経と副交感神経の作用バランスが変化するので、生活リズムを整えることが大切になります。
いかがでしたでしょうか?
自律神経はダイエットに深く関係しています。
しかし生活習慣の乱れをきっかけに自律神経も容易に乱れてしまうことがあります。
自律神経が乱れると痩せにくい身体になることだけでなく健康にも害を与えます。
まずはストレスを溜め込まないようにすること、早寝・早起きを心がけるだけでも自律神経を整えるきっかけになります。
現状の生活習慣を見直し、自律神経の面からも痩せやすい健康的な身体作りを心がけましょう!
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■この記事の著者
私は、四年制大学にてリハビリについて学び、卒業後、理学療法士として約3年半つくば市内の病院で働きました。前職では、大学1部リーグに属している蹴球部のトレーナー活動やサッカー日本代表選手のリハビリを経験しました。また、幅広い年齢層の入院患者様も担当していたため、お客様の様々なご要望にお応えしていけるかと思います。前職の経験を活かし、対象筋を捉えたトレーニングや障害予防的なストレッチ、フォーム指導などにも対応させていただきます。怪我に悩むことなく、理想の身体を一緒に作りあげましょう!
-理学療法士 (https://www.japanpt.or.jp/)
-日本赤十字救急法救急員 (https://www.jrc.or.jp/)
-2022年 BEST BODY JAPAN モデル部門 首都圏大会 グランプリ(https://www.bestbodyjapan.com/)
-2022年 BEST BODY JAPAN モデル部門 日本大会 第4位