辛い冷え性を改善しよう!原因や解消方法を解説

身体ケア
辛い冷え性を改善しよう!原因や解消方法を解説

こんにちは!THE PERSONAL GYM(ザ パーソナルジム)錦糸町店トレーナーの荒張です!

冷え性は女性の多くの方が悩まれていますが、実は最近男性にもみられる症状になっています。
近年では、コロナウイルスの影響でリモートワークが一般的になりデスクワークが増えたことで、運動不足やストレスなどから冷え性などに悩まされている方が増えていることも考えられます。
特にこの時期の冷え性は、寝付けない原因等にもなり辛いですよね。
本記事は辛い冷え性に悩む方必見の記事です!

この記事を読むと

・冷え性の原因が分かります
・冷え性が体に与える影響が分かります
・冷え性の改善策を理解できます

 それでは解説していきます!

冷え性とは?

そもそも冷え性とは何かご存知ですか?
冷え性とは、暖かい部屋にいても手足の指先やお腹などが冷たく感じてしまう症状のことです。
冷え性は、季節関係なく夏季にも起こりうる症状になります。
体の末端が冷えてしまうことで夜の寝付きが悪くなる人もいます。
特に手や足が冷える方が多く、上手く血液が末端に運ばれないことにより発症する方が多いです。
この症状は男性にも現れますが、男女比で言うと女性の割合が多いことも特徴です。

冷え性の原因は?

前項で簡単に冷え性について紹介しました。
それではなぜ冷え性を発症してしまうのでしょうか?
ここでは冷え性になってしまう原因を解説します。
原因を理解し対策を立てられるようになりましょう!

自律神経の乱れによるもの

冷え性は自律神経の乱れにより発症する場合があります。
自律神経が乱れてしまうと血液の通り道である血管の太さが調節されにくくなります。
それに伴い、血液の流れが悪くなり筋機能の低下に繋がります。
筋肉の収縮・弛緩がうまく機能しないことで、さらに血液の循環不良を助長させ、手足の指先など末端の冷えに繋がるのです。
(自律神経に関する詳しい情報はこちらを参考にしてください)

また血液の流れが悪いと冷え性の他に肩こりや肌荒れ等の症状も出てしまうので自律神経は整えることは体の調子を整えるために非常に大切です。

筋肉量が少ない

筋肉量の低下も冷え性の原因の1つとして挙げられます。
女性は男性に比べて筋肉量が少ない傾向にあり、体脂肪がつきやすいです。
筋肉量が少ないと循環血液量の低下や体内での熱産生能力の低下に繋がります。
そのため冷え性は男性より女性に多いのです。

しかし男性でも運動習慣が無ければ年齢とともに筋肉量は低下していくので、冷え性になる可能性が高くなります。
冒頭でも紹介したように特に近年はコロナウイルス流行で在宅にいる時間が長くなり、運動する機会が減少してしまった方も多いことでしょう。

冷え性の原因を取り除くためにもなるべく筋肉量を落とさないように家でできるようなトレーニングから始めてみることをお勧めします。
(自宅で行えるトレーニングはこちらを参考に実践してみてください!)

食生活の乱れによる影響

冷え性は食生活の乱れからも起こる可能性があります。
最近はコンビニなどで手軽に美味しい物が手に入ります。
甘い物が好きだからといってケーキやお菓子ばかり、また揚げ物が好きだからと唐揚げやカツ丼など偏った食生活では栄養バランスが悪くなりがちです。
また、1日1食しか食べない食生活を送ってしまうと栄養素が足りないために筋肉量が減少したり、血液の流れが悪くなったりするので冷え性につながりやすいのです。

炭水化物、脂質、タンパク質の3大栄養素はもちろん、ビタミン、ミネラルといった代謝のサポートをするような栄養素もバランスよく摂るように心がけましょう。
(3大栄養素摂取バランスについて気になる方はこちらを参考にしてください!)

喫煙

喫煙も冷え性の原因として挙げられます。
喫煙が習慣化していると、タバコの成分により血管の内側の細胞を傷つけてしまいます。
それが繰り返されることで動脈硬化につながり、血液の循環不良に陥りやすいのです。
動脈硬化は進行すると、脳梗塞や心筋梗塞など心臓や脳の血管の病気につながり、最悪の場合命に関わる状態になってしまうので、タバコの吸いすぎには気をつけるようにしましょう!

冷え性による影響とは?

冷え性はそのまま放置すると様々な悪影響を及ぼします。
体が冷えていても体質だからといって我慢している方も多いのではないでしょうか。
冷えの原因の一つは血液循環の悪さ。冷え症を放っておくと次のように問題が起こってしまいます。

体調不良になりやすくなる

冷え性の方は、手足の先まで血液が循環していなかったり、ストレスなどでさらに血流が悪くなっていたりします。
血流が悪くなると栄養がうまく運べなくなり免疫力が下がって体調不良になりやすくなってしまいます。

冷え性はあらゆる不調や病気のベースをつくると言われています。
ひどい場合は血行障害を起こすASO等の病気にもなってしまいます。
たかが冷え性と甘く見ないこと、冷え性を放っておかないことが大切です。

美容にも影響がある

上記のように、冷え性になると血液が悪くなります。
そうなると細胞がエネルギー不足できちんと機能することができず新しい細胞を作る力が衰えてしまいます。
この状態が続いてしまうと肌の汚れやくすみ、シミなどの原因となってしまう可能性があります。
冷え性だけでも辛いのに肌荒れなどの美容への悪影響なども起こると考えると冷え性もより恐ろしく感じます。

作業効率の低下

手足などの末端が冷えていると作業効率の低下にもつながります。
そもそも体が冷えているとそこが気になってしまいどうしても作業に集中できませんよね?
特に指先が冷えていると何かを書くことやPC作業も捗りません。
冷え性は仕事にも悪影響を及ぼすことを理解しておきましょう。

冷え性の改善策について

ここまでで冷え性は様々な悪影響につながってしまうことが理解できたかと思います。
そのような悪影響を出さないためにも原因を理解して、しっかりと対策をしていきましょう!
ここでは冷え性を改善するための対策について紹介していきます。

運動をして筋肉をつける

体の熱を産みだすのに大きく貢献しているのは筋肉です。
背中・腹筋・下半身などの大きな筋肉を鍛えると筋肉量が増え体はより多くの熱を作ることができ、冷え性を改善することができます。
特に下半身の筋肉であるふくらはぎは第2の心臓と言われており、下半身の血流を心臓に戻す役割があります。
このふくらはぎを鍛えることによって、血流が良くなり冷え性改善に繋がります。

タンパク質など栄養をしっかりと摂る

食事で摂取したエネルギーのおよそ1〜2割は熱になります。
しかし、食べる量が少なかったり栄養が偏っている場合は熱の生産性が低くなり冷え性の原因になります。
そのため冷え性の改善はバランス良く栄養素をしっかりと摂っているかを見直すことが大切となってきます。

栄養素は主に炭水化物・脂質・タンパク質の3つの栄養素がありますが、食事後に熱を発する「食事誘発性熱産生」がもっとも高いのはタンパク質です。

女性は一般的に男性に比べ身体活動量が少ないのでタンパク質を十分に摂ることが冷え性に対策するために必要となります。
またタンパク質をしっかりと摂ることにより筋肉量も増え体が熱を作りやすくなります。

湯船にしっかり入ろう!

湯船に入ることは冷え性改善として効果のある方法です。
冷え性には体を温めて手足の末端からの血流を改善することが大切です。
シャワーだけでは体を部分的にしか温めることができず手足の末端の血流を改善することができません。
そのため10~15分でいいのでシャワーだけでなく湯船にしっかりと浸かるようにしましょう。

しかし湯船の温度をあげればあげるほど冷え性に効果的というわけではありません。
40℃を超える熱い湯船の場合、体温を急激に上昇させた後にすぐに体温が下がってしまうためあまり効果がありません。

また熱い湯船に入ることにより血管や心臓に負担が一気にかかってしまい危険な状態になることもあります。
40℃前後の湯で時間をかけてゆっくり体温を上げる入浴方法が効果的で健康的とも言えます。

さらに、ぬるま湯に浸かることで副交感神経が刺激され自律神経のバランスを整えることができるのでオススメです。
入浴後に温かい飲みもの(白湯やお茶など)を飲むと、体の温かさをキープしたまま寝ることができるので睡眠の質の向上・不眠症の対策にもなります。

まとめ

いかがでしたか?

冷え性は放っておくと様々な病気になってしまう可能性があります。
また、冷えの症状を感じにくくても、実は内臓の冷えが体の不調の原因だったというケースもあります。
日々の生活習慣に体を冷やす原因が隠れていないか振り返り改善していくことでより健康的に過ごせることができるでしょう!
みなさんも本記事で紹介した冷え性を改善するための方法を試してみてくださいね!

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■この記事の著者

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