みなさんこんにちは!
THE PERSONAL GYMつくば店代表の荒張です☺️
「パーソナルジムって、実際どんなことをするんだろう」
つくばエリアでパーソナルジムを検討している方から、よくこういう声を聞きます。ネットで調べると料金やコースの情報は出てくるけど、実際のセッションがどんな流れで進むのか、トレーナーが何を見て何を考えているのかは、なかなか伝わってきません。
・「脚を細くしたい」
・「お尻を引き上げたい」
そんな目的で来られる方は多い。でもいざ入会しようとすると、
・「本当に変われるのかな」
・「自分に合っているのかな」
という不安が出てくる。
特に、過去に自己流でダイエットをしてリバウンドした経験がある方は、「またうまくいかないんじゃないか」という気持ちが頭をよぎることもあると思います。
今回は、THE PERSONAL GYM つくば店を実際にご利用いただいた20代後半女性のセッションの様子を、できるだけリアルにお伝えします。
何をやったかという種目の紹介ではなく、
・「なぜその種目を選んだのか」
・「お客様の体にどんな特徴があったのか」
・「トレーナーはどこを見て何を判断したのか」
という、現場の思考プロセスを中心にまとめました。
これからパーソナルジムを検討している方にとって、「実際のセッションのイメージ」を掴んでいただける内容になっています。

今回ご紹介するのは、20代後半の女性のお客様です。
-名前:Kさん
-年代性別:20代後半女性
-目的: 脚の引き締め(特に太もものラインを変えたい)
-ダイエット経験: 自分でも数回ダイエットに取り組んだことがある。いずれもある程度は結果が出たが、その後リバウンドした経験あり
-運動歴: 学生時代に剣道の経験あり
剣道の経験があるということは、競技の性質上、瞬発的な動作や前後への踏み込みが多く、ある種の「体の使い方の癖」が出やすいという背景があります。
また、過去に自己流のダイエットを繰り返してリバウンドを経験しているということは、「食事を管理する」「運動量を増やす」という方向性は試したことがある、ということ。
それでも変わらなかった、あるいは戻ってしまったのはなぜか。その答えは、多くの場合「体の使い方」と「生活への落とし込み方」にあります。今回のセッションでもその視点を軸に進めました。
-姿勢観察・動作観察
パーソナルトレーニングのセッションは、いきなりトレーニングを始めるわけではありません。
最初に「姿勢」と「動き方」を確認することから始まります。これはお客様の体がどんな特徴を持っているかを把握するために非常に重要なプロセスです。
今回のお客様について確認できた内容は以下のとおりです。
【横から見ると】
太もも前側の張り出しが確認できました。これは「脚が細く見えない」原因のひとつです。太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)が過度に張り出すことで、横から見たシルエットがどうしても太く見えてしまいます。
【正面から見ると】
巻き肩の傾向が顕著でした。上半身の姿勢が内側に入り込む形になっていると、全体のバランスが崩れやすくなり、下半身にもその影響が出ることがあります。
-動作観察: スクワットなどの基本的な動作を確認したところ、足のつま先・親指側が浮きやすく、後方重心が強い傾向が見られました。これは一見すると「後ろに乗れている」と感じるかもしれませんが、実際には太もも前側への過度な負担につながりやすい動き方です。
日常生活の中でも同様の重心バランスで動いている可能性が高く、これが慢性的な太もも前側の張りの原因のひとつになっていると判断しました。

観察した内容をもとに、今回のセッションは以下の3つの軸で設計しました。
日常生活の動き方にまで変化が波及するような種目を選ぶことを意識しました。ジムの中だけで結果が出ても、生活の中での体の使い方が変わらなければ、セッション外での時間が「変化を戻す方向」に働いてしまいます。体の使い方の習慣ごと変えることを目指しました。
今回のお客様は、太もも前側が優位に働きやすい傾向がありました。ということは、裏もも・お尻を意識的に使う経験が少ない状態とも言えます。まずは「使う感覚」を作るところから始める必要があります。
感覚が鈍い部位は、動かしているつもりでも動いていない、使っているつもりでも使えていない、ということが起きやすい。意識的に「ここが動いている」という感覚を育てることが、その後の種目すべての土台になります。
ここからは実際に行った種目やKさんの体の特徴から気をつけた点について記載します!
最初に選んだのは、股関節の動きのみを使う単関節種目です。
この種目の目的は、裏もも・お尻の「収縮感覚を作ること」です。複数の関節が動く種目よりも、シンプルに「狙った部位が動いているかどうか」を確認しやすく、感覚を研ぎ澄ますには適しています。
特に今回のお客様のように、太もも前側が優位になりやすい方の場合、最初から複合的な動きを入れると、前側の筋肉が先に動員されてしまうことがあります。そのため、まず「後ろ側(裏もも・お尻)から動かす感覚」を作る種目から入りました。
また、この種目では「最大収縮ポジション」、つまり一番縮んだ状態での動き方に特に配慮しています。縮みきった状態でどう力を入れるか、どこまで可動域を使うかによって、効果が大きく変わるためです。
動作の中で顕著に出たのが、『腰が反りやすい』という点でした。お尻を後ろに動かそうとすると、腰が過度に反る形になってしまい、狙いの部位ではなく腰への負荷が高まってしまいます。
この修正のために意識していただいたのが、骨盤を後ろへ傾けること(骨盤後傾)です。「腰を丸める」というイメージではなく、「お臍を床から離す」という感覚の伝え方と「ハンドリング(私が骨盤の適切な動きを手で誘導する)」をしました。この意識が入ることで、腰への逃げが減り、裏もも・お尻に負荷が集中しやすくなります。
最初はこの感覚が掴みにくい方も多いですが、K様は数回の動作の中で「あ、ここに来る感じがわかってきた」という反応がありました。
2種目目は、荷重をかけた状態で片足ずつ行う動作です。
この種目を選んだ主な理由は、「日常生活での重心コントロールをうまくすること」です。
私たちの日常動作のほとんどは、片足に体重が乗る瞬間を繰り返しています。歩く・階段を上る・椅子から立ち上がる、いずれも片足荷重の瞬間があります。その瞬間に体がどう安定しているか、どこに重心を置いているかが、日常的な「体の使い方の習慣」を作っています。
片足で行うことで、左右の差や体の傾き・捩れが明確になります。また、より洗練された重心コントロールが求められるため、感覚的な精度が上がりやすいというメリットもあります。これが習慣として体に入ると、「ジムの外でも脚やせにつながる動き方」に変わっていきます。
K様には2つの傾向が見られました。
ひとつは、『骨盤が捩れて逃げてしまう癖』です。
片足に重心が乗る際に、骨盤が逃げる方向(支持脚と逆側)に回旋してしまう形でした。これが起きると、狙いの部位への刺激が分散してしまいます。
もうひとつは、『足の母指球(親指の付け根あたり)が浮きやすい』という点でした。
この癖は、姿勢観察でも確認した後方重心の傾向と一致しています。母指球が浮くということは、重心が踵側に偏っている状態です。この状態では、太もも前側に過度な負荷がかかりやすくなります。
「母指球を床に押し付けながら動く」という意識を加えることで、重心のバランスが変わり、裏もも・お尻への刺激が入りやすくなりました。最初は不安定さを感じられていましたが、「安定しながら動く」という感覚に切り替わってくると、動作の質が大きく変わってきます。
3種目目は、床に仰向けになって骨盤を持ち上げる動作です。
この種目での主な目的は2つあります。ひとつは裏ももへの刺激、もうひとつは骨盤後傾方向の動きを意識的に体験することです。
前の種目(ヒップエクステンション)でも骨盤後傾の感覚を入れていましたが、この種目ではさらに「背骨の動きのコントロール」も同時に使います。骨盤を持ち上げるとき、背骨がひとつずつ順番に動くような感覚を作ることで、全身の連動性が高まります。局所的な筋肉の使い方だけでなく、体全体が協調して動く感覚を育てることができます。
また、仰向けという姿勢は、重力の影響が軽減されるため、「太もも前側に入りにくい」という特性があります。前側への逃げが出にくい状況で裏もも・お尻を動かす体験をすることで、「後ろ側から動かすとはこういう感覚だ」という記憶が体に入りやすくなります。
K様は、お尻を上げる際に『腰が反りやすいという傾向』が確認されました。種目①と同じ傾向です。つまり、これは特定の動作だけで起きるものではなく、この方の「体の使い方のクセ」として定着しているということが確認できました。
逆に言えば、この傾向を変えることができれば、あらゆる動作の中でその変化が波及する可能性があります。腰が反らないように骨盤の向きを意識しながら動くことを継続的に確認しながら進めました。
4種目目は、足を広めに開いたスクワット動作です。
ここで重要なのは、この種目の「位置づけ」です。最初からスクワットをやるのではなく、前の3種目で「裏もも・お尻を使う感覚」を十分に育てた上で、より複合的な動作にその感覚を活かす、という順序を意図しています。
裏もも・お尻の使い方に苦手意識がある方がいきなりスクワットをやると、太もも前側が優位になりやすく、「スクワットをやるたびに前が張る」という経験を繰り返しやすくなります。その前に単関節種目で感覚を作ることで、スクワットでも後ろ側を使いやすい状態を作ってから臨むことができます。
足を広めに開くスタンスにしたのも、裏もも・お尻への関与を高めやすいという判断からです。
この種目で出やすかったエラーが、『下がりきったところから立ち上がるフェーズで動きが雑になりやすい』という点でした。
下に降りるところは比較的丁寧にできても、立ち上がる瞬間に「一気に上がろう」とする反動が入りやすい。その瞬間に、太もも前側が優位になりやすい動きが出てしまいます。
「立ち上がる瞬間を丁寧にコントロールする」という意識、具体的には「上がり始めの最初の一歩を特に意識する」という伝え方をしました。動きの質を落とさずに立ち上がることで、裏もも・お尻への刺激が最後まで維持されるようになります。

今回のセッションを通じて感じていただきたいのは、「パーソナルジムは、何をやるかよりも、あなたの体をどう読むかが先にある」という点です。
同じ「脚を引き締めたい」という目的を持っていても、姿勢の傾向・動き方のクセ・過去の運動経験・生活スタイルによって、アプローチはまったく変わります。K様の場合、太もも前側が張りやすいという明確な傾向があったため、「前側に入りにくい種目」「後ろ側の感覚を育てる種目」という順序で設計しました。
自己流のダイエットやトレーニングでうまくいかなかった方の多くは、やり方が間違っていたのではなく、「自分の体のクセを把握しないまま一般的な方法を試していた」ということが多いです。体のクセを無視したアプローチでは、どれだけ頑張っても狙っていない部位ばかりを使うことになってしまいます。
THE PERSONAL GYM つくば店では、セッションの最初に必ず「姿勢と動作の観察」を行います。
その上で、お客様一人ひとりの体の特徴に合わせて種目の選び方・順序・動かし方の意識を変えていきます。
また、今回のセッションで意識した「重心コントロール」は、ジムの中だけで終わるものではありません。「母指球を意識して立つ」「骨盤後傾を意識して動く」という感覚が日常に入ると、歩き方・立ち方・椅子からの立ち上がり方が変わります。それがセッション外の時間でも「脚やせにつながる動き方」になっていきます。
つくば駅周辺でパーソナルジムを検討されている方、特に「脚を変えたい」「過去のダイエットでリバウンドした経験がある」という方に、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
詳しいコース内容・料金・トレーナー情報については、つくば店の店舗ページをご覧ください。
THE PERSONAL GYM つくば店 代表 理学療法士 / 株式会社MEMELTH 代表取締役 荒張
【店舗情報】
■THE PERSONAL GYM(ザ パーソナルジム)つくば店

住所 〒305-0032 茨城県つくば市竹園2丁目11-10 Good竹園101
アクセス
-つくばエクスプレス「つくば駅」徒歩15分
電話番号:090-1200-8369

私は、四年制大学にてリハビリについて学び、卒業後、理学療法士として約3年半つくば市内の病院で働きました。前職では、大学1部リーグに属している蹴球部のトレーナー活動やサッカー日本代表選手のリハビリを経験しました。また、幅広い年齢層の入院患者様も担当していたため、お客様の様々なご要望にお応えしていけるかと思います。前職の経験を活かし、対象筋を捉えたトレーニングや障害予防的なストレッチ、フォーム指導などにも対応させていただきます。怪我に悩むことなく、理想の身体を一緒に作りあげましょう!
-理学療法士 (https://www.japanpt.or.jp/)
-日本赤十字救急法救急員 (https://www.jrc.or.jp/)
-BEST BODY JAPAN モデル部門 首都圏大会 グランプリ(https://www.bestbodyjapan.com/)
-BEST BODY JAPAN モデル部門 日本大会 第4位