【デッドリフト完全攻略!重量を持ち上げる前に知ってほしいこと】

パーソナルトレーニング名古屋栄店
【デッドリフト完全攻略!重量を持ち上げる前に知ってほしいこと】

みなさんこんにちは!
THE PERSONAL GYM 名古屋栄店、トレーナーの小川大雅です💪

デッドリフトはスクワット、ベンチプレスと並び、BIG3と呼ばれる代表的なトレーニングです。

背中を大きくしたい方。

筋力を向上させたい方。

スポーツパフォーマンスを高めたい方。

どのような目的であっても、一度は取り組む機会の多い種目です。

しかし実際に現場でお客様のフォームを見ていると、
「腰ばかり疲れてしまう」
「背中へ効いている感覚がない」
「握力が先に限界になる」
「重量が伸び悩んでいる」

このようなお悩みを抱えている方が非常に多くいらっしゃいます。

デッドリフトは単純にバーベルを持ち上げる運動ではありません。

足裏で地面を感じ、呼吸によって体幹を安定させ、股関節を中心に全身を連動させながら力を発揮する運動です。

私は普段お客様へデッドリフトをお伝えする際も、重量より先に身体の使い方を整えることを大切にしています。

今回は私自身がデッドリフトを行う際に意識している考え方も交えながら解説していきます。


足裏の感覚を良くする

デッドリフトが上手くいかない方の多くは、筋力不足ではなく足裏からの感覚入力に問題があります。
足裏には固有感覚受容器と呼ばれるセンサーが存在しており、重心の位置や身体の傾き、関節の位置情報を脳へ送り続けています。

つまりデッドリフトもスクワットと同じように、地面とのコミュニケーションから始まります。
足裏の感覚が曖昧になると重心が前へ流れやすくなり、バーも身体から離れやすくなります。
その結果、股関節ではなく腰で引くフォームになりやすく、腰椎へ大きな負担がかかります。

私自身、デッドリフトでは母趾球・小趾球・踵の3点で地面を感じ続けることを意識しています。

この感覚が作れるだけでフォームの安定感は大きく変わります。全身の力は足裏から始まります。

まずは重量ではなく、地面を正しく感じることを大切にしています。

足の感覚よくする


バックエクステンションで身体を準備する

私はデッドリフト前にバックエクステンションを取り入れることがあります。

目的は腰を鍛えることではありません。
デッドリフトで重要になる大臀筋、ハムストリング、脊柱起立筋の連携を作るためです。

デッドリフトが苦手な方は、股関節ではなく腰から動き始めてしまうことが少なくありません。

その状態で重量を持つと、腰だけへ負担が集中します。

私はデッドリフト前にバックエクステンションを行うことで、
「今日は股関節を使って力を出す」という準備を身体へ行っています。

10〜15回ほど丁寧に動作を繰り返すだけでも、デッドリフト中の身体の使いやすさは大きく変わります。
本種目へ入る前の準備も、トレーニングの一部だと考えています。

バックエクステンション


呼吸で腹圧を作る

私がデッドリフトで最も重要視していることの一つが腹圧です。腹圧とは単純にお腹へ力を入れることではありません。
横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋が協調して働くことで生まれる体幹内部の圧力です。

私はよくペットボトルに例えます。
空のペットボトルは簡単に潰れますが、水が入ったペットボトルは簡単には潰れません。

身体も同じです。
身体の中心へ圧力を作ることで背骨を安定させています。

まず肋骨を開き過ぎない状態を作ります。
その状態で鼻から息を吸い、お腹だけではなく横腹や背中まで空気を入れていきます。
身体全体を360度膨らませるようなイメージです。

その後、ベルトを内側から押し返すように腹圧を高めます。

デッドリフトでは重い重量を扱うこともあります。だからこそ最初に身体の土台を作ることが重要です。


ヒップヒンジを身につける

デッドリフトで最も重要な動作はヒップヒンジです。ヒップヒンジとは腰を曲げることではありません。

股関節を折りたたむ動きです。

股関節を後方へ引きながら上半身を前傾させることで、お尻やハムストリングへテンションを作ります。
腰が痛くなる方の多くは股関節ではなく腰椎で動いています。

すると脊柱起立筋だけへ負担が集中します。

私は壁へお尻をタッチするようなイメージで股関節を後ろへ引くことを意識しています。

ヒップヒンジが身につくだけで、デッドリフトは腰の種目ではなく股関節の種目へ変わります。
ヒップヒンジ


広背筋でバーを固定する

デッドリフトは背中でバーを引く種目ではありません。私は広背筋でバーを身体へ固定する感覚を大切にしています。

広背筋は骨盤から上腕骨まで付着する非常に大きな筋肉です。この筋肉が働くことで腕と体幹が一本の柱のように繋がります。

バーを握った瞬間に腕で引こうとすると肩が前へ出てしまい、広背筋のテンションが抜けてしまいます。

私自身はバーを握ったら脇を締めます。イメージとしては、「脇の下で卵を潰さないように軽く挟み続ける感覚」です。

その状態で肩甲骨を軽く下げ、バーを身体へ引き寄せるようにセットします。
広背筋へテンションが入ることでバーが身体から離れにくくなり、全身で発揮した力を効率良くバーへ伝えられるようになります。

広背筋は単純に背中を鍛えるための筋肉ではなく、全身を繋ぐ橋渡しの役割を担っていると考えています。


ハムストリングへテンションを乗せる

デッドリフトではバーを握った瞬間に引き始める方が多く見られます。しかし私は、引く前の準備が最も重要だと考えています。股関節を後方へ引きながらハムストリングをゆっくり伸ばしていきます。

すると筋肉へ自然と張力が生まれます。

その状態を維持したまま地面を押すことで、脚から生まれた力を効率良くバーへ伝えられます。

デッドリフトは引く瞬間で決まる種目ではありません。引く前の準備でほとんど決まると言っても過言ではありません。


デッドリフト実践

ここからは私自身がデッドリフトで意識しているポイントについてお話しします。
デッドリフトはバーを持った瞬間に始まる種目ではありません。バーへ手を掛ける前から準備は始まっています。

足裏で地面を感じる。

呼吸によって腹圧を高める。

股関節でハムストリングへテンションを作る。

広背筋でバーを身体へ固定する。

これらが揃って初めてスタートポジションが完成します。私はフォームを作りながらバーを引くことはありません。
フォームは引く前に完成させるものだと考えています。

その状態からバーを持ち上げるのではなく、地面を押すという意識で力を発揮しています。
この感覚になることで脚、お尻、体幹、背中が自然と連動しやすくなります。


バーを身体から離さない

デッドリフトで私が最も重要視しているポイントの一つです。重量が伸び悩んでいる方のフォームを見ると、バーが身体から離れてしまっているケースが非常に多くあります。
バーが身体から離れるということは、重心も身体から離れるということです。

すると身体には大きなモーメント(回転力)が生まれます。

その力を支えようとして腰へ過剰な負担が集中します。

私はデッドリフトを近位で行う運動だと考えています。

身体へ近い位置で重さを扱うことで骨格を効率良く使いながら力を発揮できます。

反対にバーが身体から離れると遠位で重さを扱う状態になります。
遠位になるほど扱える重量は落ち、関節への負担は増え、フォームも崩れやすくなります。

そのため私はバーが常に、脛、膝、大腿部
に沿うような軌道を意識しています。バーを真っ直ぐ引くことではなく、身体へ近づけ続けること。
これだけでもデッドリフトは大きく変わります。

デッドリフト


トップで反りすぎない

現場で非常に多く見られるエラーです。

バーを持ち上げた瞬間、「最後は胸を張る」という意識が強くなり過ぎて腰を大きく反ってしまう方がいます。

しかし私が作りたいトップポジションは腰を反る姿勢ではありません。腰を反れば反るほど腰椎へのストレスは増えてしまいます。
私自身が意識しているのは、顔の前で小さなノートパソコンを操作している姿勢です。

このイメージを持つことで自然と肋骨が下がり、骨盤と重なります。
結果として体幹が安定し、お尻も最後までしっかり収縮できます。

トップでは身体を反ることではなく、股関節を最後まで伸ばし切ること。これが重要だと考えています。

デットリフト


名古屋栄店でよく見られるNG動作

ここからは私が普段フォームを見ていて多いと感じるエラーについてお話しします。
筋力不足だと思われることが多いですが、実際には身体の使い方が原因になっているケースがほとんどです。

背中が丸まってしまう

最も多いエラーです。
股関節ではなく腰から曲がってしまうことで背中が丸くなります。

可動域不足や腹圧不足も原因になりますが、その状態で重量を扱うと腰へ負担が集中しやすくなります。
またバーとの距離も離れやすくなるため、力が逃げやすいフォームになります。

腰を反りすぎてしまう

背中が丸くなることを怖がるあまり、今度は腰を反らせ過ぎてしまう方も少なくありません。
一見きれいなフォームに見えますが、実際には腰椎へ大きなストレスが掛かっています。

私は背中を真っ直ぐ保つことよりも、肋骨と骨盤が重なった姿勢を大切にしています。

その方が腹圧も入りやすく、身体全体が安定します。

重量ばかり追いかけてしまう

男性に多い傾向ですが、「もっと重く持ちたい」という意識が先行してしまうことがあります。もちろん重量を伸ばすことは大切です。

しかしフォームが崩れた状態で重量だけを追い続けても、身体は効率良く成長しません。

デッドリフトは重さを持つ競技ではありますが、正しいフォームの積み重ねが結果として重量へ繋がると私は考えています。

腹圧を高められていない

デッドリフトが不安定になる原因の多くは腹圧です。

身体の中心が安定しなければ、腰が丸まる。腰が反る。バーが身体から離れる。
様々なエラーへ繋がります。

家で例えるなら基礎工事が終わっていない状態で家を建てるようなものです。

土台が安定して初めて強い力を発揮できます。

力みすぎて身体が固まってしまう

これも非常に多いパターンです。
重量を持つ瞬間、「絶対に上げなければ」という意識が強くなり過ぎると、肩や首まで力が入り呼吸が止まります。

脳は危険を感じると身体を守ろうとして全身を緊張させます。
その結果、本来動くべき股関節まで硬くなり、デッドリフト本来の動きが失われてしまいます。

本当に強い人ほど必要な場所だけへ力を入れています。

無駄な力みを減らすことも、デッドリフトを上達させる大切な技術の一つだと考えています。

ngデットリフト


様々なデッドリフトバリエーション

デッドリフトには様々な種類があります。

私は種目を増やすことが目的ではなく、「今の自分には何が足りないのか」を考えながら使い分けています。

フォームを修正したいのか。筋力を伸ばしたいのか。筋肥大を狙いたいのか。
目的によって選択する種目は変わります。


ナローデッドリフト

通常より足幅を狭くして行うデッドリフトです。

足幅を狭くすることで股関節の使い方がより明確になります。

また重心管理も難しくなるため、足裏、ヒップヒンジ、広背筋、腹圧これらを連動させる練習になります。
私はフォームを見直したい時によく取り入れています。


スーパーナローデッドリフト

両足を拳一つ程度まで狭くして行います。私はフォーム修正を目的として取り入れることがあります。

少しでもバーが身体から離れると一気に扱える重量が落ちます。
つまり誤魔化しが効きません。

足裏の感覚。股関節。腹圧。広背筋。
デッドリフトに必要な基礎を再確認できる非常に優秀な種目です。

ナローデッドリフト


ポーズデッドリフト

床からバーを持ち上げた後、膝下や膝上で一度静止するデッドリフトです。
私は膝下で止めることが多いです。通常のデッドリフトでは反動や慣性も利用できます。

しかしポーズデッドリフトではそれらが使えません。

そのため、腹圧、姿勢維持能力、広背筋の固定、純粋な筋力これらが強く求められます。
フォームのエラーも分かりやすく出るため、技術練習としても非常に優秀です。


デフィシットデッドリフト

プレートや台の上へ立ち、通常より高い位置からバーを引く種目です。

可動域が広がることで、股関節、足首、ハムストリングへの要求が高くなります。
私はスタート局面を強化したい時によく取り入れています。

床からバーが浮かない。初動でフォームが崩れる。そのような課題を改善するのに効果的です。
デッドリフト


ルーマニアンデッドリフト

私自身、特に好きなデッドリフトの一つです。

通常のデッドリフトとの違いは床へバーを置かないことです。
常にハムストリングへテンションをかけ続けます。

この種目で重要なのは重量ではありません。ヒップヒンジです。

股関節を後方へ引き、ハムストリングを伸ばし、お尻で戻る。

この感覚を身につけることで通常のデッドリフトも大きく変わります。
腰で引いてしまう方には特におすすめしたい種目です。


スナッチグリップデッドリフト

通常よりも広いグリップで行うデッドリフトです。

グリップが広くなることで、広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋、ハムストリングへの要求が高くなります。
またバーを身体へ近づけ続ける能力も必要になります。
重量は通常より落ちますが、その分フォームの精度が求められる種目です。


まとめ

私が考えるデッドリフトは、単なる背中のトレーニングではありません。

足裏からの感覚入力。呼吸による腹圧。股関節の使い方。広背筋によるバーの固定。ハムストリングへのテンション。
これらすべてが連動して初めて、効率良く力を発揮できます。

私は重量だけを追いかけることよりも、身体を正しく使えるようになることを大切にしています。

その積み重ねが結果として筋肥大や筋力向上につながり、ケガの予防にもつながると考えています。

デッドリフトはシンプルな種目に見えますが、とても奥が深いトレーニングです。

だからこそ重量だけを見るのではなく、自分の身体がどのように動き、どのように力を伝えているのかにも目を向けながら取り組んでみてください💪🔥

THE PERSONAL GYM 名古屋栄店では、一人ひとりの身体の状態や目的に合わせてフォーム指導を行っています。

「デッドリフトで腰が痛くなる」「重量が伸びない」「正しいフォームを身につけたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

一緒に安全で効率の良いデッドリフトを身につけていきましょう!


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THE PERSONAL GYM(ザ パーソナルジム) 沖縄那覇店の外装

 

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THE PERSONAL GYM(ザ パーソナルジム) 日暮里店内装
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-大阪梅田駅徒歩10分
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THE PERSONAL GYM(ザ パーソナルジム) 菊川店の内装

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-東京メトロ銀座線京橋駅8番出口徒歩6分
電話番号: 03-6262-1913

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