部分痩せは不可能！？できない理由や効率よく痩せる方法を紹介！

こんにちは！
THE PERSONAL GYM(ザ パーソナルジム)錦糸町店トレーナーの荒張です！

「お腹周りを引き締めたい」、「二の腕だけを細くしたい」など、気になる部位を集中的に鍛えてシェイプアップさせようと部分痩せに挑戦したことがある方は多いのではないでしょうか？

部分痩せという言葉が広まってはいますが、実際に部分痩せを成功している経験談はあまり耳にしたことはありません。
本記事では部分痩せに挑戦したことがある方やこれから部分痩せに挑戦したいという方に向けて、本当にそれが可能なのかについて解説します。

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この記事を読むと

・部分痩せが可能かどうか分かります
・脂肪燃焼させる方法が分かります

それでは解説していきます！

部分痩せはできる？できない？

部分痩せは結論から言うと不可能だと考えられます。
近年の論文では、部分痩せができると示唆するような報告もありますが、それらはまだ確立されていない印象です。
ここでは、部分痩せが不可能な理由を解説していきます。

体脂肪の特性が大きく関係しているから

部分痩せが不可能な主な理由は、体脂肪の特性です。
体脂肪は大きく分けて2つに分類されます。内臓脂肪と皮下脂肪です。

内臓脂肪はその名の通りに、内臓の周りについた脂肪の事を指します。
内臓脂肪は「つきやすく、落としやすい」のが特徴です。
一方、皮下脂肪は皮膚の下についた脂肪の事を指します。
皮下脂肪は「つきにくいが、一度ついてしまうと落とすのに時間がかかる」のが特徴です。

二の腕や、脚の脂肪は皮下脂肪なのでここだけを部分痩せをしたいと思い、運動や食事制限をしたとしても、優先して落ちるのは内臓脂肪（お腹周り）なのです。
つまり、二の腕や脚周りを優先して集中的に落とすのは難しいと言えるでしょう。

筋肉を動かしてもその部位の周りの脂肪が燃焼されるわけではない

特定の筋肉を動かすような運動をする場合のエネルギー源は、動かしているその部位だけから出てくるわけではありません。
また、筋トレ中のエネルギーとして使用される優先度としては、脂肪よりも糖質（グリコーゲン）の方が高いです。
主に肝臓や全身の筋肉内に蓄えられたグリコーゲンをエネルギーとして使用されるのです。

ある特定部位の筋トレ中にその部位の脂肪が選択的にエネルギーとして使用されていることが証明されれば、部分痩せが可能と言われるような未来もあるかもしれませんね！

理想の体を作るには？

部分痩せは不可能でも、理想の体を作ることはできます！
部分痩せを目指す人の大半は理想の体を実現させたいからという人が多いですよね？
ここではその目的を達成されるための手段を解説します！

例えば、「お尻は大きく見せたいけどウエストは細く見せたい」という理想がある場合・・・

・ダイエットで全身的に除脂肪する
・ヒップアップトレーニングを重点的に行う

上記2点を意識することで理想の実現に近づけます。
下記でより詳細に部分痩せ以外での理想の体を作る方法論を解説します！

有酸素運動をする

まず理想の体を作るためには全身的な除脂肪です。
そこでおすすめなのは「有酸素運動」です！

有酸素運動は全身の余分な脂肪を落とすために、効果的な運動です。

体を動かすときは、糖質・脂質が主なエネルギー源となります。
中でも糖質が優先的にエネルギーとして使われますが、長時間運動をすると脂肪が主要なエネルギー源に切り替わり、使われます。
有酸素運動は体の負担も少なく、20分以上継続することで脂質が主要なエネルギー源になると言われています。
部分痩せは出来ませんが、有酸素運動を継続して行うことで全身の脂肪を落とす効果が期待できます。

有酸素運動の詳しい内容は、こちらの記事を参考にしてみてください。

筋肉をつける

部分痩せは不可能ですが、鍛えたい部分をトレーニングすると狙った部分に筋肉はつきます。
また、全身の脂肪を落としつつ筋肉をつければ、対象部位が引き締まり、結果的にその部分を細く見せることができます。

さらに、筋肉量が増えれば基礎代謝が高まるため「太りにくく痩せやすい身体」へと近づけるメリットも得られます。

タンパク質を意識したバランスの良い食事内容に見直す

理想の体を作るには食事管理も必須です。
下記に意識するべき点を紹介します。

・タンパク質中心の食事
・余分な脂質を摂りすぎない
・摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考える

まずは上記3点を気にするところから始めましょう！

理想の体を作るための食事管理方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています！
参考にしてみてださい！

部分痩せできる！などの商品は慎重に．．．

ここまでで、部分痩せは困難であることが理解できたかと思います。
そもそも脂肪を落とすこと自体容易なことではありません。
しっかりと計画を立てて、食事管理、筋力トレーニング、有酸素運動などの様々な要素を組み合わせて継続することで除脂肪が可能となります。

そのような点から近年流行しているようなダイエット商品を購入する方はしっかりと用途や目的を考えて購入するようにしましょうね！

腰や足を揺らすだけで見事に部分痩せができるかのように宣伝している商品や食べるだけ、飲むだけで痩せることを謳っている商品などには注意です。
もちろんそれらはダイエットの手助けになることは間違いありませんが、それだけで痩せることは難しいです。
しっかりご自身で運動して食事管理をして健康的に理想の体を目指すことが最も効率的で人生を豊かにするフィットネスだと思っています！

理想の体を作り上げたい方は専門的な知識のある方に相談し、健康的に体づくりをするようにしましょうね！！

まとめ

いかがでしたか？
部分痩せは、気になった部分のみを痩せさせるダイエット法なのですが、理論上は不可能です。
ただし、部分的な引き締め効果を実感しやすくなる身体づくりは行えます。

その方法が
・有酸素運動で全身的な除脂肪
・細く見せたい部位の筋トレ

です！
体のある部分を引き締めて綺麗な体を作りたい方は上記2点を意識してみましょう！

この記事を見て「部分痩せは無理なのか．．．」と諦めず、まずは部分的な引き締め効果を得られる身体をつくり、全身の脂肪を落とすところから始めてみてはいかがでしょうか？

THE PERSONAL GYM(ザ パーソナルジム)では、ブログ以外にも公式Instagramにて食生活や栄養関連の投稿を発信しています！
ダイエットやフィットネスについて学びたい方はぜひこちらからInstagramも参考にしてみてください！

■この記事の著者

荒張 英好

メッセージ

私は、四年制大学にてリハビリについて学び、卒業後、理学療法士として約3年半つくば市内の病院で働きました。前職では、大学1部リーグに属している蹴球部のトレーナー活動やサッカー日本代表選手のリハビリを経験しました。また、幅広い年齢層の入院患者様も担当していたため、お客様の様々なご要望にお応えしていけるかと思います。前職の経験を活かし、対象筋を捉えたトレーニングや障害予防的なストレッチ、フォーム指導などにも対応させていただきます。怪我に悩むことなく、理想の身体を一緒に作りあげましょう！

保有資格

-理学療法士　（https://www.japanpt.or.jp/）
-日本赤十字救急法救急員　（https://www.jrc.or.jp/）

実績

-2022年　BEST BODY JAPAN モデル部門　首都圏大会 グランプリ（https://www.bestbodyjapan.com/）
-2022年　BEST BODY JAPAN モデル部門　日本大会 第4位

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